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鉄は熱いうちに打て!

 去年までは、人と関わる仕事をしていた私ですが、今年から大きなイベントを作り上げていく仕事に変わり、パソコンに向かって「文書」を作ることが急激に増えました。
 で、この「文書」がなかなか手強いのです。季節の挨拶やら、「平素より大会の開催について御理解と御協力をいただいていることに対し、感謝申し上げます」的な独特の言い回しがあって、ビギナーの私には厳しい戦いが強いられているところでございます。
 さて、そんな私たちの室では、文書でも企画案でも、みんなでアイデアを出し合って完成に近づけてゆくことを「叩く」と言っています。たとえば私は今、東北の復興関係のイベントを作っているのですが、まずは私が案を出し、その後で直属の上司がチェックをし、さらにそれを班で見直し、最終的に課長や部長が決裁を下すという流れになります。つまり多くの人に叩かれるわけです。
 高校、大学とラグビーをしていた私にとって「叩く」という言葉は決して心地よい響きをもたらしませんでした。でも、今の仕事をするようになって、そのイメージが少しずつ変わりつつあります。
 よくよく考えると、「叩く」というのは、いい意味で使われたりもします。凝った肩を叩いたり、鉄だって鍛冶屋さんが叩くことによって強くなります。あるいは、医者だって、聴診器を当てて、身体のいろんな部分を軽く叩いて様子をうかがったりもします。

 20代の頃、私はいろんなところからバッシングを受けることが度重なり、自尊心を損ないかけたことがありました。「叩きのめされた」わけです。でも、今思えば、あの時の経験は、決して忘れることができません。むしろ、楽に運んだことの方が記憶から消えていることが多いです。
 そうして、この年齢になると、叩かれることにある種の快感さえ抱くようになりました。するりと喉を通るうどんのように、しっかりと叩かれて、コシとつやのあるような「文書」を作りたいと、密かに目論んでいます。もちろん、小説だって同じことです、よね! 
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Author:スリーアローズ
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