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スリーアローズ・ストーリー 20

 実際のところ、新3年生は、能力が高く個性あふれる選手が揃っていました。同学年だけで15人集まることこそできませんでしたが、彼らを軸にチームを組めば、十分に戦えるのは、自分の経験からしても明らかでした。
 中でもキャプテンのM君は、中学時代はサッカーの地区代表選手だったということもあって抜群のキックセンスをもっていました。お兄さんもラグビーの選手で、過去に全国大会で活躍したことがあったので、家族ぐるみで応援してくださいました。当たり前のことかもしれませんが、一流選手になるためには、家族の支えは絶対的な条件だというのが、私の経験則です。
 しかも彼は、先述したとおり、冷静で的確な判断ができました。ラグビーという、ひたすら前に進んでいくスポーツは、とかくがむしゃらになりがちですが、M君のような選手がいると、相手の裏をかく頭脳的なプレーができ、優位にゲームを進めることができます。
 それから、中学時代に神奈川でラグビーを経験していたF君の存在も大きかったです。私は彼をFWの要であるNO8(ナンバー・エイト)というポジションに据えました。ラグビー選手としては身体が小さかったのですが、F君の闘争心はチーム全体のモチベーションを上げてくれました。また、複雑なルールを身体で理解しているために、他の選手よりも素早い動きができました。高校に入ってすぐにゲームに出場し続けたこともあって、つらいことも思い通りにならないことも、すべて経験していました。したがって、是が非でも勝ちたいという強い思いも、誰にも負けないものがありました。
 私は新チームでもM君をキャプテンに指名し、副キャプテンをF君に託しました。他のメンバーたちも2人をしっかりとフォローしました。
 彼らは、全国大会初出場を目指すという思いで一致していました。
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Author:スリーアローズ
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