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スリーアローズ・ストーリー 42

 カズからの提案は、選手たちへの技術指導にとどまりませんでした。彼は、トップリーグのチーム運営で得たノウハウを、高校の部活動に活用しようとしました。
 テーマは「教育のブランド化」。自分たちが取り組んでいる活動を積極的に発信し、同時に誰でも部の応援に参加できるような体制を作ることにより、本当に強いチームになるのだと教えてくれました。
 まず最初にしたことは、HPの開設でした。これはすぐに実現しました。OBの方がすでに作っているウエブサイトを利用することができたからです。そこには最新のトピックスや試合の写真、それに「掲示板」を設けて誰でも応援メッセージを書き込むことができるようにしました。これが予想以上に盛況で、OBや保護者やラグビーファンなど、様々な方々がどんどん参加してくださり、選手たちの大きな励みとなりました。
 それから、新たに保護者会を立ち上げることにしました。元々保護者同士の仲は良かったのですが、きちんとした組織にすることで不思議と意識が高まり、目に見える形で後方支援をしてくださいました。役割分担が明確になったことで、かえって保護者の方々のモチベーションも上がったようで、会長はM君のお父さんにすんなりと決まりました。
「お前がラグビーで伝えたいことは、選手たちよりも、保護者の方に早く伝わるよ。なぜなら、社会の厳しさを経験している保護者には、努力したり、協力したりすることの重要性が身に染みて分かっているからだよ」とカズは言いました。
「保護者を味方につけること。保護者を熱烈なサポーターにしてしまうんだ。そうすることによって、お前の部活動運営は格段にやりやすくなるはずだ」
 そうして「ブランド化」の中核事業として、チーム名を作りました。まず選手たちが自由に考えた候補の中から3つに絞り、最後は保護者の投票により決定しました。
 その結果、チーム名は、「スリーアローズ」になりました。 
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Author:スリーアローズ
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