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スリーアローズ・ストーリー 66

 2月に取り組んだコアを使ってずらす練習から入り、3月のパススキルの確認、4月から6月にかけて習得したコンタクトスキルとディフェンススキルが融合された動きへと徐々に発展し、それから夏休みにカズの所属するチームの選手が学校に来て直接指導してくれたスクラムやラインアウト、それからバックスのアタックやディフェンスの陣形を入念におさらいし、最後は、カズが肝いりで伝授してくれた、スリーアロ-ズのすべてが詰まったサインプレーを全員で合わせました。
 選手たちは自分たちの軌跡を噛みしめるかのように、声を出し合いながら、丁寧にカズの提示する練習に取り組みました。
 とりわけ、最後に行ったサインプレーは、見事としか言いようがありませんでした。すべての選手がシステマティックに連動して役割を果たしているために、まるで精密な機械が稼働しているかのような印象さえ受けました。
 今日は勝つことができる。
 試合前の選手たちの動きを見て、私はそう確信しました。
選手たちは、まさしくチャレンジャーでした。むしろH商工の選手たちの方に気負いが感じられるように私は思いました。
 いよいよ、キックオフまであと10分となりました。選手たちはスリーアローズのロゴが入ったユニフォームに着替え、ヘッドギアをかぶり、マウスガードを口に入れました。彼らの瞳には、闘志がみなぎっていました。負けたら全てが終わるという切迫感も感じられました。そうして私も、戦いへのスイッチが入っていました。いや、ひょっとして真空だったのかもしれません。すべての想念が取り払われ、私のすべてを緊張が支配した、そんな感覚でした。
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スリーアローズ

Author:スリーアローズ
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