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スリーアローズ・ストーリー 74

 ところが、風上に立ったスリーアローズでしたが、勢い余って後半開始早々立て続けに反則を犯してしまい、相手にペナルティーゴールを与えてしまいました。キックも決まって3点が追加され、3対10とじわりと点差を広げられました。
「大丈夫、まだ時間はある」
 カズは腕時計を見ながらそう言いました。自らに言い聞かせるようでもありました。
 その時私は頭の中で計算をしていました。残り時間はまだ25分ある、その中で2本トライを取れば逆転できる。だが勝つためには相手をノートライに抑え込まなければならない。これは、なかなかハードルが高い、と。
 ただ、ミラクルは起こる予感がしていました。
 スリーアローズは1つのストーリーの中にいる。それは彼らが主役のドラマチックな物語で、最後にはどこかにたどり着くようにあらかじめ定められている。今は追いかける展開だが、この後に必ずドラマが待っている。カズが予言したとおり、勝負はこの後半で決まるのだ!
「今日は勝てる」という思いを通り越して、「今日は勝つようになっているのだ」という言葉が心の深奥から湧き上がり、頭の中で花火のように爆発していました。
 ならば、いったいどんなストーリーが待ち受けているのだろう、と私は思いました。するとその答えは、意外とすんなり見えてきました。勝つためには、必殺のサインプレーを決めればいいのです。
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スリーアローズ

Author:スリーアローズ
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