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どこにでもあるけど簡単にはつかめないもの その2

 昨日の文章で、「個性的な人」とは誰もがしたいと思ってためらっていることを簡単にできる人や、誰にでもできそうなことを誰にもできないくらいに地道に積み上げることのできるような人なのではないかと書きましたが、折しも、今朝のラジオで、あぁ、まさにこういう人が個性的なんだなと思うような話題が取り上げられました。
 その方は新宿に本社を置く住宅メーカーの社長さんで、「かんな社長」と呼ばれるくらいに大工一筋のところから出世をされたという経歴の持ち主でした。
 オフィスはビルの34階にあるのですが、この社長は毎朝階段を上るというのです。705段を、約12分で上がるようです。
 もともと現場で活躍されていただけに、社長になって1日の大半を会議に費やす生活に満足できなくなったようで、「座ってばかりの生活を送っていると、覇気がなくなってしまい、バイタリティも落ちてしまう」としゃがれた声で述懐していました。
 最初は5階を上がるのが精いっぱいだったのが、徐々に階数を上げていき、ついに目標を達成し、しまいには最上階の52階を制覇するに至ったと誇らしげでした。
「運動不足な体にいきなり大きな目標を掲げても嫌気がさすだけ。だから少しずつ目標を上げていったんだ」と当たり前のことを言われるわけですが、おそらくその会社の中で階段を上って出社する人は他にいないでしょう。
 私も、朝はいつも遅刻ぎりぎりで当然のようにエレベーターを使ってしまう。階段を上った方が健康にいいのはわかっているものの、実際に行動に移すまでにはいかない。だからこそ、この社長さんのような人をこそ、個性的だと言うのだと思います。
 張りのある社長さんの声を聴きながら「誰にも理解されないものは個性ではない」と何度も強調していた10年前の養老孟司氏の言葉が浮かび上がってくるようでした。
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