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パワースポットは実在するか?

 今日は天気が良かったので、仕事帰りにいつもと違う道を通ってみることにしました。
 すると、自宅まであと20㎞の所の鄙びた田園地帯に、何やら新しい看板が立っているのに気付きました。そこには「弁天様の水」と書かれているではありませんか。
 そういえば、以前、職場の上司から、知る人ぞ知る名水が湧いていてわざわざくみに行くという話を聞いたことを思い出し、ブレーキを踏み、立ち寄ることにしました。
 看板の地点から山道を200メートルほど上ると、手作り感漂う小さな無垢材の鳥居が見えました。『源氏物語』で、光源氏と六条御息所の別れの舞台とされる京都嵐山の野宮神社のシンボルである黒木の鳥居を連想しました。
 もちろん、ここの弁天様は野宮ほどの知名度はなく、鳥居の奥に草庵と言った方がよさそうな社があるだけです。奥の山からはせせらぎが流れ込み、鳥居の前にはちょっとした池があります。底が完全に透けて見えるほどに水は澄んでいて、小さな魚たちが神経質に列をなしていました。辺りは静かで、せせらぎの音だけが断続的に響いていました。
 池のすぐそばには給水所が設けられ、水道が3つ設置されていて、地元の方が容器に水をくんでいました。ここの水でお金を洗うと縁起がよいというパネルも設置している辺り、鎌倉の銭洗弁財天の洞窟を思い出しもしました。
 そんなことを考えながら、蛇口をひねり、水を手にすくって飲むと、えもいわれぬ清々しさに包まれました。 
 京都の野宮神社も鎌倉の銭洗弁財天もパワースポットとして有名ですが、この鄙びた里山の弁天様からは、それ以上のパワーをもらったような気がしました。
 もうひとすくい水をいただき、改めて鳥居の奥の社を見上げると、さらなる清々しさが胸の奥に入ってきました。辺りを囲む木々にはひんやりとした空気がゆらめいていました。
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