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歴史の風

 会議で山口県の萩市に来ています。
 萩と言えば、城下町。明治維新の原動力となった幕末の志士たちが学んだ地です。折しもNHKの大河ドラマ『花燃ゆ』が放送中で、至る所に看板や旗が立てられています。
 こんな有名な観光地なのに、深刻な少子化が進んでいるのだと、会議に参加した地元の方は、さみしそうに言われていました。ここは中国地方でも山陰と呼ばれる地区で、日本海側に面していて交通の便も悪い所です。かたや瀬戸内側は山陽と呼ばれ、高速道路も新幹線も走っている。過疎化はそういう交通の便によって決まるのです。
 会議が終わった後で遅めの昼食をとりました。海の近くの古い商店街のお店で、イカの入ったトマトパスタを食べました。地元で獲れたイカが入っていて、食べ応え十分でした。
 それから町中をぶらりと歩きました。萩を訪れたことは何度かありますが、私はここの乾いた空が好きです。ほのかに海の香りがして、かすかにさみしい。ここの空は、他の空とは少し違うように思います。なぜだか分かりませんが・・・
 そうして今は、市内の図書館で、目の前に広がる公園を見ながらこれを書いています。公園にはブランコと滑り台が置いてあり、その隣のテニスコートでは中学生たちが部活動をしています。
 そういえば、さっきの会議で、自分の用務を終えた参加者は誰も帰りませんでした。というのも、他の会場では、用事が終わった人はどんどん帰るのですが、ここの方たちは他の参加者が終わるのを最後まで待っていました。
 たしかに、そういう方たちは仕事の効率からすると褒められないかもしれない。でも、そういう気遣いは、いかにもこの町の人らしいと思います。
 これを書いている間に、目の前の風景が、金色の夕焼けにやさしくに染められています。
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Author:スリーアローズ
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