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「楽」について

 思い出すのは土と草の匂い、胸の深いところから沸き上がってくるワクワク感。
 クヌギの木陰に適当な大きさの石を置いて椅子にする、そこでは日差しも風も遮ることが出来ました。枝からぶら下げたツルを板にくくりつけてブランコも作りました。まさにユートピア。神社の裏山のその場所を、私たちは、秘密基地と呼びました・・・
 先週火曜日の朝日新聞に、作家の倉本聰氏が、「作る」とはお金を使ってすること、それに対して「創る」とはお金を使わずにすることだ、と書いていました。
 15年前のことですが、倉本氏が主催する富良野塾の公演にボランティアスタッフとして関わったことがあり、その打ち上げの時に、氏と話をしたことがあります。当時はまだ学生だった私ですが、倉本氏は丁寧に応対してくださった記憶があります。
 放送作家として東京で成功した頃、北海道に移住し俳優の育成所である富良野塾を立ち上げたという異例の経緯をもつだけあって、倉本氏の言葉には独自の世界観がありました。
 富良野塾は受講料が無料な分、施設は塾生たちが作り、食材も調達してくる。野菜は、地元の農家から形が悪いだけで売り物にならないものを譲ってもらい、賞味期限が切れたばかりのコンビニの弁当をいただくこともある。北の大地ではお金をかけずとも、十分に楽しい生活を送ることが出来る、というようなことを話されていました。「作る」のではなく「創る」ということなのでしょう。
 そういえば、その話に感銘を受けた知人は、翌年富良野塾への入塾を決めました。ひょっとして彼女は、今頃、どこかで女優をしているかもしれません・・・
 おととい私は、お金がたくさんあれば、人生が「楽」になるのは間違いないが、人生が「楽しく」なるのは、また別の次元の話のような気がする、と書きました。
 もちろん、今の「世の中」がお金によって動いていることは否定しません。ただ、「人生の楽しさ」と「お金」とは、そこまで深い関係はないように思うのです。
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Author:スリーアローズ
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