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明けない夜はないのか? 

 すべてがうまくいかないような気分になることがあります。
 たしかに、悪いことは重なるもの、人生は思うようにうまくはいかないものです。それが分かっているつもりでも、絶望的な気分になることがある。
 心のゆとりがなくなって、周りの人の声が聞こえなくなる。世の中というぶ厚い壁に囲まれた空間には、自分1人しかいない、そんな状況に追い込まれることがあります。
 もしかすると、それは人間の原存在なのかもしれない、人間は、結局はひとりぼっちで生きて行かなければならない宿命を背負っているのです。
 そういう時になって、初めて気付くことが2つあります。
 1つめは、ほんとうの絶望の中で頼れるものは自分だけだということ。
 それからもう1つは、そういう時だからこそ、誰かのぬくもりを希求するということです。
 人は1人では生きていけない。それゆえ、自分の力で絶望から抜け出すしかない。とはいえ、人は人によってしか救われない。おそらくそれは、自分以外の人なのです。
 そんな絶望的なパラドックスの中に、今私はいます。
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スリーアローズ

Author:スリーアローズ
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とびっきり寂しい旅に・・・

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