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真夏の夜の夢

 昨夜は年に1度の花火大会でした。
 私の住む町は、過疎化が他の地域よりも早く進み、ついには「消滅可能性都市」にも認定されてしまったほどです。
 そういう話題を耳にすると、ついつい猫背になってしまう今日この頃、せめて花火くらい見に行こうと、近所の漁港に足を運んでみました。それが、会場は、予想をはるかに超えるほどの人で賑わっていました。幼い頃、親戚の漁船で海から花火を眺めたものですが、その時に、岸壁に群がっている多くの見物客があったのを懐かしく思い出しました。
 やはり、この御時世、たくさんの人が集まることに、どこかほっとする自分がいます。
 そんな中、私は、人々の間に適当な場所を見つけ、コンビニで買った三ツ矢サイダーを飲みながら、色とりどりの花火を見上げました。大きな音を立てて鮮やかに開いては消えてゆく花火。気がつけば、時間を忘れて、うっとりとしていました。
 花火を見ていると、いやおうなしに、仕事のことが頭に浮かびました。
 この1年と半年、ほとんどすべてのエネルギーを傾けてきた国際交流イベントが、いよいよ始まります。会場準備も着々と進み、数万人の参加者を迎える体制が整っています。
 これまで頭の中で想像していた会場の風景ができあがってゆくのを見るにつけ、初めて私は、このイベントもついに終わるのだ、と実感しました。始まりがあれば、いつかは終わりが来る。それが人生です。ずいぶんと苦しんできた仕事だったけど、きっと終わってみればあっけないものなのかな、と思ったりもしました。
 そう考えると、花火も人生も同じかもしれません。いつの時代も浴衣を着て人々が花火に夢中になるのは、美しく開いては儚く消えてゆく花火の中に、人生の本質をそれとなく見いだすからではないでしょうか? 
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Author:スリーアローズ
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