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話が長い人

 先々週にイベントの打ち上げが行われ、それはずいぶんと豪華な立食パーティーだったのですが、そこでホテルオークラのシェフと話をする機会がありました。
 東京オリンピックに併せて、かの老舗ホテルも新装するということで、その間仕事がなくなったのだとシェフはぼやいていました。一般的な会社員なら定年を迎えている年齢に見えましたが、眼光は鋭く、ちょっと冗談が通じないようなオーラが漂っていました。
 私は、シェフが直々に取り分けてくれたローストポークを食べながら、いろいろな話を聞きました。「これからは中堅のリーダーの養成が欠かせない、なぜなら若い世代を育成するのは彼らの役割だからだ」とか「僕は東京では出せないような料理を作りたい、そのためにはこの土地のことをもっともっと好きにならなければいけない」とか、さらには、自分が作った料理1つ1つの説明を始め、気が付けば30分近くも話を聞いていました。
 私自身、話が長いとか、回りくどいとかよく注意されます。自分なりに気を付けようとはしているのですが、なかなか思うようにはいきません。口は災いの元と言うし、何より、忙しい他人の時間を奪ってはいけないという理屈は分かります。
 だからか、ここまで延々と持論を語る人とは久々に出会ったようでした。
 ホールの両端にはシェフが語った通りの料理が、ずらりと並べられていました。
 最初に地鶏のテリーヌを食べ、次に枝豆のムース、それから牛ほほ肉のワイン煮を食べ、最後にデザートのケーキも食べてみました。どれもおいしいことには違いなかったのですが、1つ1つの料理にシェフの顔がはっきりと浮かんできました。
 さすが、ホテルオークラだな、と思いました。
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Author:スリーアローズ
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