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心の目でしか見えないもの

 昼休み、洗面所で歯磨きしていると、はっとさせられました。目の前の壁の隅の方に、人の顔が浮かんでいるではないですか! その人は恨みのこもった目で私を睨んでいます。
 よく見ると、大理石調のタイルの模様がたまたまそうなっているだけなのですが、それにしても実にリアルで、まさに物の怪の顔をしてそこに張り付いていました。
 これをただの模様と見るか、それとも、そこには本当に何らかの怨霊が取り憑いていると見るのか、なかなか興味深くもあります。
 平安時代の貴族たちは、たまたま起こることに何かしら意味を見いだしていました。
 たとえば、夢は何かを暗示しているものと信じられていたし、陰陽師の安倍晴明は目に見えない世界を占うことによって、当時の世の中に大きな影響をもたらしました。
 科学が万能ではなかった分、今とはずいぶん違うようですが、実は、心の深いところは今も昔もあまり変わっていないようにも思います。今でも心霊現象を恐れたり、逆に先祖を敬ったり、悪いことをするとバチが当たると思い込んだりと、共通点はけっこうあります。
 そういえば、昨日宝くじ売り場で「本日は天赦日!」という文字が躍っていたので、売り場の係員にどういう意味かと聞くと、「今日はくじを買うには最高の吉日なんですよ」という非科学的な答えが返ってきました。それでも、何だか縁起がいいような気がしてきて、思わず10枚ほど購入してしまいました。
 目に見えないものの方が、かえって説得力をもつように感じることもあります。
 おそらく、平安貴族の中にも、私と同じく洗面所のタイルに浮かび上がった物の怪を見れば、いやな予感に苛まれて、すぐにお祓いをした人もいたに違いありません。
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Author:スリーアローズ
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