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3月の青い空に

 今日は久々の休日らしい休日です。ふと気がつけば、花粉の季節さえも終わろうとしているようです。毎年のことながら、春は、やっぱりなにかとソワソワしますね。
 この3月は、いろいろなものが動き出していることを実感させられています。身の回りのことも、それからもっと広い世界のことも。
 たとえば、先日、人工知能が囲碁の名人に勝ったというニュースが報じられました。これまでも、コンピュータ対人間の対決というのは様々なところで行われてきましたが、今回ばかりは人々の受け止め方が少し違うようです。なんでも「ディープラーニング」といって、対象をイメージして認識するという、コンピュータが最も苦手としていたことを克服でできるようになったようです。
 これまでは、顔と耳としっぽをそれぞれのデータとしてしか認識できなかったのが、一目見ただけで「犬」だとわかるようになった、なので、囲碁においても、全体的な局面をイメージしながら正確な手を打つことができる、つまりより人間に近づいたわけです。しかも、人工知能にはまだまだ伸びしろがあります。今後さらに強くなるでしょう。
 こうなると、私は恐怖しか感じません。これまで数々の映画が不気味なシミュレーションをしてきた人工知能に支配される社会がいよいよ現実になります、しかも、そう遠くない未来に。
 科学者が自らの研究を達成するために技術をどこまでも高度にする意欲は否定できません。でも、人工知能を制御することだけは、人間にさせてほしいと思います。
 そんなことを考えていると、ラジオから中島みゆきの『時代』が流れてきました。昭和の頃からすると、テクノロジーはとんでもないスピードで進んでいます。
 人類は、そして「わたし」は、いったいどこへ連れて行かれるのでしょう?
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