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キラキラ 209

 奈月は僕の唇の間に舌を突っ込んだまま、上に乗りかかってきた。僕も彼女の腰に両手を回し、しっかりと受け止めた。奈月の腰は、思った以上にやわらかかった。
 僕がしばしの眠りにつく前にも、僕たちはキスをした。だが、今度はさっきとは全く違う体験のように思われた。決して抗うことのできない砂嵐に巻かれてしまったようだった。奈月は僕に抱かれることが前世からの願いだったと言った。それもあながち誇張表現ではないと思われるくらいに、僕たちは2人して深い場所に入り込んでしまった。
 月明かりに顔を濡らした奈月は、時折呼吸を激しくしながら、僕の口の中を貪欲になめ回した。これが奈月だとはとうてい信じられなかった。その時、こめかみの奥で、何かが壊れる音がした。それは、強風で木の枝がへし折れる音のようにも聞こえた。ああ、これまで妹のように慕ってきた奈月との関係に、何らかのピリオドが打たれるんだなと僕は悟った。
 すると、麻理子の影が再び現れ、「どうしようもないわね」とさっきと同じことを言ってきた。そうだ。どうすることもできないのだ。ここで深く抱きしめ合うというストーリーは、僕たちが出会った時からすでに用意されていたのだ。僕と奈月はこの瞬間に向かって大学生活を過ごしてきたのだ!
 心の中でそう唱えた途端、麻理子の影は煙のようになって、窓の外に流れていった。
 僕は、衝動のままに、目の前にある浴衣の襟元を大きく左右に開いた。浴衣の下は、薄手の白いシャツだけだった。シャツをまくし上げようとした瞬間、奈月は舌を離さずに自分の胸を僕の胸元にぴったりと付け、そのまま転がるようにして僕と奈月の位置は上下が逆になった。
 奈月の上にまたがった僕は、帯をほどいて浴衣を脱がし、下に着た薄手のシャツをゆっくりとまくし上げた。その下からは、月明かりに照らし出された乳房が現れ、小さく尖った乳首も露わになった。乳首ごと両手に包み込むと、奈月は背筋を大きく反らせて息を吐き出した。
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Author:スリーアローズ
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